この1年のために鍛錬を重ね、コンデッションをあわせてピークに持ってくる人も多数。
名実と共に日本一を争うヒルクライム “乗鞍ヒルクライム”
登場人物
梅ぴょん

登りは今年になって一気に開花し、1mmも太刀打ちできなくなった。
登坂力、三味線のレベルは超一流。リアルカツオくん。
岩城さん(写真右)

毎年一緒に沖縄へ行くメンバーの一人。仏のような心優しき方。今回は車のレンタカーと運転も引き受けてくれた。
色々と脱線した自分を引き戻してくれる親分肌。
松木君(写真左)
十三峠十三分切りのブログの中の人。
70kg近い体重で平地は機関車のように走り、登坂力も自分以上。観察力は色んな意味で一流。
+お笑い担当。
前日は16時頃乗鞍観光センターへ。

受付まで徒歩3分のNORTHSTARで宿泊。
受付後は各自ブース見回り。
自分はタイヤをGET。
前日、タイヤのケーシングが露出しているのをお店で指摘され、予備のタイヤに交換。
外箱に23Cと書かれたタイヤをホイールにつけたら何か・・・太い!?
タイヤを見たら25Cに・・・ 外箱は23C、中身は25C! これは返品事案!
RXRSのフレームに25Cのタイヤ、空気圧を7.5以上にするとクリアランスの問題が出るので使えない。
ということで23Cのスーパーソニックのタイヤ(これしか無かった)を買う。
現地で自転車のチェーンを掃除し、UFO Dripで初注油する松木君。このオイル8000円くらいするやつ。
いきなり派手にぶち撒いてやらかしてた。体をはってお笑い担当してくれるところは流石w
夕飯。
松木君は白米マンガ盛り。(写真左手前)

梅ぴょんはわりと小食。それでもいつもの4倍は食べたとか。直前までは毎日800kcal制限していたらしい。
食後はゼッケンつけたり準備。下着姿の自分を盗撮する松木君。彼はあの写真をどうするつもりなんだろう。
21時半頃就寝。
コケコッコォォォォォォ! 鶏居ないけど居たら起こしに行ける時間。4時起床。
朝食はこんな感じ。

旬の葡萄は必ず食べる。あとバナナはエネルギー源として非常に優秀。
イナーメのCX用のアップオイルを塗る。
梅ぴょんが足の裏にも塗ると効果あると言ってたな…

出走は7時。
自分は前から30列目くらい?スタート前のプラカードを掲げる乗鞍ガールの姿が全く見えない位置。
スタート直後は中切れに合わないように緩やかに番手をあげていく。
序盤は例年より遅く感じる。でも先頭付近まであがる余裕も無い。それでも5倍弱はでてたような。
そこまでしんどくないペースだったが、ペースの上げ下げがあってこれが意外に体力を削られる。
あと微妙にコースのアウトライン側を走らされてる感じがキツイ。
三本滝通過時で17分程。やっぱり例年より遅い。
その後も淡々と進んでいくが20分頃に誰かがペースあげたのか急にキツくなってきた。
そこでジワジワ削られていたせいで23分頃ついに集団から千切れてしまう。
ああ・・・ここで終わりか・・・
あとはペースの合う人とパックで。中間地点突破時が27分頃。
途中で岩島さんが凄いペースで追い抜いて行った。
一瞬ついて行ったけどオーバーペースだったのですぐさま離脱。
45分頃に位ヶ原山荘通過。
森林限界に来てから明らかに酸素が薄い。元々高地で酸素が薄いのでパワーも出ないが、ここまでくるとさらにパワーが出ない。もう200Wとかそんなレベル。全然踏めないのでダンシング多めに。
シッティングで抜かされてダンシングで追い抜かしてという感じ。
大雪渓、ゴール前2kmくらいのところでダンシング時間を長めにしてそのパックから抜け出す。
最後はダンシングで振り絞って(そんな力も無いけど)ゴール。
1時間2分41秒 チャンピオンクラス49位。
シッティングでは全然駄目だけどダンシングだけだったら平均282W。シッティングも含めた全部のNPは250W
もうサドル抜いて全部ダンシングで行けたら…とか思ったけど無理難題。
登ってる最中はもう二度とこんなシンドイこと味わいたくねぇ!とか思ってるが、登った後はやはり毎年同じ気持ちになる。
「来年もまた頑張ろう!」
乗鞍は今回で4回目の参戦。
1回目は1時間2分49秒
2回目は土砂降りのためDNS
3回目は1時間1分28秒
体重を58kgにし、体脂肪も一桁、体の可動域、柔軟性も向上させ、食事にも気を使い、前日も完璧にこなしただけにタイムの後退はショックを隠し切れなかった。
しかし後悔はしていない。万全に準備して備えたし、原因は分からないけどやり切った気持ちはある。
一緒に行った梅ぴょんはなんとチャンピオンクラス5位。
表彰台へ。

本当に凄すぎる。
シクロワイヤードさんに掲載される前に先にw
機材はキャノンデール スーパーシックス EVO ハイモッド
ホイールはライトウェイトのギップフェルシュトルム。
ブレーキはKCNC、サドルはフィジーク。
スラムレッドetapで総重量5.1kg台だとか。

機材と本人の体重足して55kgくらい。恐らく大会でも最軽量クラスじゃないかな。

チャリダーの出演者と偶然遭遇したのでパシャリ。


また来年も挑戦しよう!

機材
TIME RXRS
コンポ:シマノD/A Di2
歯数:50×34T 12-28T
ステム:フィジーク 130mm
サドル:パワーサドル
ペダル:スピードプレイ
ホイール:R-sys SLR
タイヤ:前グランプリTT、後スーパーソニック。空気圧前後7.5bar
重量:6.94kg。
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- 2018/08/28(火) 22:01:10|
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